第18話

「特に、チャラいイケメンの男性はダメなンです……」


「な、そんなァ~…」

 多羅尾は情けない声をあげた。

「見た目で嫌うなよ…クリスゥ~💕 偏見だぜェ~…」

 彼がイケメンか、どうかは、疑問だが、チャラい事は確かだ……


「ええ、解ってますが…、でも……」

 クリスは、うつ向いてしまった。


「何か、あったの……」ボクが訊くと、彼女は小さく頷いた。


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