第19話 氷川きよしのズンドコ節

栃煌山がんばれ、栃煌山がんばれ

故郷を捨てろ、しがらみを捨てるんだ


今日したこと

・朝オートミールにお茶漬けと塩をかけて食べた。

・音楽を聴いた。

・ダイソーに買い物に行って、耳栓とパスモケースを買いに行った。

・職務経歴書を書いた。


統合失調症の症状が苦しい。心臓が常にドキドキする。

人が怖い。

怖いよぉ。

怖くて怖くて仕方がない。

怖いのを消せれば

怖いのなんて無いのに。


何にもいらないよ。この症状を治せれば。


手が震える。助けてくれ、誰か。

一日が長くて長くてしょうがない。

わかってくれる人がどこかにいないだろうか…


いつも座イスによりかかり

パソコンの画面を眺め見る。

音楽が流れる。

灰色の空は

私の灰色の心を治してはくれない。

トラックの音がする。

激しいブレーキの音。

ギキィィィィィィィ!!!!!

バイクの音もする。

ブォォォォォォォォン!!!!

この世は私が苦手なものばかりだ。

音楽が私の心を癒してくれる。


ニャンニャンニャンニャン

猫ニャンニャンニャン♪


決してふざけているわけではないのだ。

文章を書くことによって、心の安定を図ろうとしているのだ。


仕事をしている人達はそれどころではない。

日夜、日本を良くするために貢献しているのだ。

私も一刻も早くそのお仲間に入らせて頂かなければ。


仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事。


オナニーなんかしてる暇はないぞ。


寄せては返すなみのように

不安は私の体をなめらかに四散させてゆく。


食べたいものなんか無い。

飲みたいものなんか無い。


この音を止めてくれ。

この私を不安に追い込む音達を止めてくれ。


音楽は良い。

エレキギターは私の心を和ませてくれる。


どぎつい光のネオンの中、一人たたずむ。





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