ねじと僕と
両側の口角から5ミリ下の位置
遠目から見ると
ほくろみたいな薄茶色が2つ
僕があまりに正直で
周りに嘘が
あるとき、母は泣きながら
その頑丈な2本を僕に差した
そのおかげか…
これと言ったトラブルなく過ごせてきたのだと思う
大学生になって、ひとり暮らしを始めて
ある程度
調節できることに気が付いた僕は
わざと
いろいろな自分を楽しんだ
ただ、度々いじったものだから
ネジは完全に
緩まって
はずれて
それから、ひとに会えば
好き勝手して
自分の思うままに発言していたら
気付けば
野原にひとりきり
寂しくて
くらくて
人恋しかった……
少し大人になって、最近は
ネジの替わりに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます