第42話 ジャスティス キッド

『悪いな……😉✨💕』

 彼はウインクをした。

『結婚指輪を探してたら、こんなに遅れちまった……』

 長い髪の毛は真っ白だ。


 彼の左手はサイボーグだった。

 左目にも黒く大きな眼帯をしていた。


 そう姿形は変わったが、彼こそ……


 ジャスティス キッドだった。


『バッ、バカねぇ……

 いつまで指輪を探してンのよ……』

 レディの目から止めどなく涙がこぼれた。

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