第40話 『❗❗❗』

 レディはひざまずき、祈りを捧げた。

 涙が溢れてきた。あの日から、どんなに泣いても渇く事はなかった。


『ママ……』

 心配げにジュニアがレディに抱きついた。


 その時、背後の重たいドアが、ガチャッと音を立てて開いた。


 レディは振り返った。

『❗❗❗』

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