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    ふと思ったのは、これは幻想の物語でもあり、現代の国民の意識や、政治も含め社会情勢全体の比喩のようでもあると。
    そんな読み方をしてしまうと、折角の不思議な魅力が、憂鬱な現実に見えてしまうので、忘れることにします。

    作者からの返信

    ありがとうございます。どこかで昔見た、顔が青黒く塗り潰された巡査がたくさんいる交番の絵(小さな子が描いたような)のイメージから書いたものですので、しっかりした社会諷刺や比喩の意図などは何もないのです。申し訳ないというか、肩透かしのような感じですが。
    あまり世にあるものへの皮肉などを込める技術や関心がないため、基本的に胡乱な幻想の一切れと思っていただければ。