　質問2.プロットを書く際、工夫している事はなんですか？

　いろいろ試していますが、もっとも本文が書きやすいものからお答えしますね。

　妄想をそのまま書く。

　頭の中で描いた物語を、イメージした像を追いかける感じで文字に起こします。

　プロットは人に見せるためのものと、自分用をつくりますが、完全にできているものより、不完全なものを時間をかけていじることの方が多いです。

　あとは勘です。

　それ以外で言えば、シナリオの起承転結や序破急を頭に入れて、まっ白い紙に番号をふっていって、事件を書き入れていく。

　最終的に1000文字くらいのあらすじができてきます。

　ただこのやり方は小説書きを技術職ととらえる方むけのものです。

　小説は芸術だ――芸術ってもんはなあ――って思う方は別の書き方をなさっているはずです。

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