第13話 最高にして最強の秘奥義。その名は....

「最高にして最強の秘奥義。その名は....

『黄金龍の勝利の拳』

(ゴールドエクスカリバー)と言う。」


なんだその中二チックな名前はと思った。

てか、龍はどこ行った龍は!!


「この技は、最高にして最強の秘奥義だが

弱点もある。」


女の弟子は真剣な眼差しを向けていた。


「まず一つ、それは負担が大きい事、

二つ目は、維持できる時間が短い事、多分

長くて一分位だろう。

三つ目は、放った後の反動がヤバイ事

以上だ。」


女の弟子は

「はいりすくはいりたーんってやつですね」

と言った。


男は笑いながら技を教えた。


「....よ、すまぬ。」


俺はそこだけ聞き取れなかった。


そこで、夢らしき物の話は途切れた。


....


........


............


俺は目が覚めた。


目の前にはあの黒鬼シリーズの「阿○羅丸」が居た。


「あれれ~、起きちゃったんだ~君」


懐かしい喋り方だな~と思い目をつぶった。


そして、寝ようとした瞬間に何かが乗っかってきた。


「ぐふっ!?」


と言って俺は気絶した。

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