第61話 

 脚が絡みついているので、全く身動きが出来ない。

 ルナの寝息がボクの頬を撫でていった。


 『ゴックン……』何度、生唾を飲み込んでも渇きがやせない。

「うッ、うゥ~……」

 唸るばかりだ。


 マジで、ヤバい……

 ボクのジャスティスは崩壊寸前だ。

 何か、別の事を考えよう……

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