第59話 おまけ…

 もしかしたら、両親の離婚後、彼女は親戚をタライ回しにされたのかもしれない。


 髪をとくように優しく撫でた。綺麗な金髪だ。

 ボクが、ジャスティス レディに憧れていたのでルナは金髪に染めたのだろうか。

 だとしたら、何て健気けなげなんだろう。


 愛しくなってルナを抱きしめようとした。その瞬間、彼女は寝返りを打ち、長い脚をボクの脚に絡めてきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る