第41話 メロンパン
ようやく買い物を済ませた帰り道、ルナが突然、
「あ…、ねぇ、ここで食べよ!」
ボクの腕を引っ張り、近くの小さな公園に入った。
まだ夜更けでもないのに全く人影はない。
ボクらはベンチに腰掛けてコンビニで買った菓子パンをレジ袋から出した。
「
ルナは横から手を出し、メロンパンを手にして嬉しそうに微笑んだ。
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