今さらチキンラーメン逸話第2話 (2/2)

3月26日の朝日新聞のコラムで、チキンラーメン逸話が載ってました。

シリーズでお送りします。

知らなかったんですが、貧困層の人々が、

安くて便利でおいしいラーメンを食べるようになって、

依存状態を生み出してしまったらしいのです。

ネパールでは子どものおやつが 以前は地元でとれた豆やトウモロコシだったけど、

90年ごろになるとインスタントラーメン。

いまやネパールの1人あたりの消費量は世界第3位!!!!

飢餓状態の人々を救ったのはたしかだけど、

そればっかりじゃ、ダメだよね。

地産地消を多くの人々が享受できるようにならなきゃ、

と、藤倉達郎さんは結んでます。


人工物と発展途上国の問題には、まったく気づいていなかった……

世界各国で食べられてるって話は聞いてましたが、

依存状態にまでなってるとは知りませんでした。

それは安藤百福さんも、よしとしない状態なのでは? と推察します。

そういえば、日本人も、三時のおやつといえばお豆さんやお餅とかが

多かった気がするけど、

最近は見向きもされてないね(少なくとも若者の間では)。

インスタントラーメンの功罪、いろいろですが、

ゆたかな食生活を少しでもしてほしいと願う

安藤百福さんの思いとは裏腹に、

現実は、厳しい状態になっているようです。


貧しさって、罪だなといつも思う。

だから日本が格差社会になってしまったのが

非常に残念です。

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