いだてん #08

いだてん #8 見ました。今回は、涙・涙でした。

名台詞がいっぱいあるんですよ。

弟おもいの兄・実次が、1800円という大金を、

スヤの紹介でなんとか作れた。

その事実を前に、思わずナーバスになる四三に、

おにーさんは、

「おまえがそんな弱虫じゃあ、

100年後の韋駄天も弱虫たい!」

ああ、この人の熱さは、火山のマグマのようだ。


そして、別れる間際、

「勝ってくると思うな!

せいいっぱいやれ!」

勝つと思うな、思えば負けよの精神ですな。

新聞を見て、金栗のインタビューに

やたら嬉しがってるおにーさん。

それにしても、ちゃんとお金、熊本に持って帰れたのかしらん。


最後の弥彦とおかーさんのやりとりには、

じんわりきましたねえ。

いままで 「恥だ」 って言ってたのに、

「おまえは 三島家の 誇りじゃ!」

日本国旗の入った競技服をくれる。

その一方で、四三の方は、

播磨屋さんから競技服をもらう。

同じ競技服でも、明暗が分かれたりして。

お金って、いろいろですね。


スヤが気に染まない結婚をしていることは、

庄屋のおかーさんも薄々しっている。

でも、当時の結婚というのは、労働力の確保とか、

地位の確立とか言ったものもあってねえ。

なかなか、恋愛結婚ってわけにはいかないのだよ。

その事実を知っているからこそ、

手紙が書けない四三さん。

泣けました。


今回の語りは、森山さんじゃなくてビートたけし。

聞きづらくてわかりにくいが、

なんとか ついていってます。

誰がなんと言おうと、

西洋人中心のオリンピックでさいしょに走った東洋人の四三さん。

有名じゃないのは、勝たなかったせいかもしれない。

勝負って、非情。

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