第15話 ●古文の時間
内容の無い人の話に50分も拘束される。
国語の時間ほど私にとって苦痛な時間はない。
ただし、私は決して国語が嫌いな訳ではない。古文の授業が嫌いなのであり、国語の先生の授業が嫌いなのである。
まず、私が代理で授業を行える程の内容の薄さ。プリントを出して、と教科書の内容をそのままやる方が効率が良い程に内容が薄い。よって生徒達は寝る。寝る事によって先生は寝ない様に声をかける。3分に一回は声をかける。そしてそれがまた時間がかかる。そして内容が薄くなる。
更に授業内容も酷い。英語の勉強に例えるならば、重要な単語を学ばせる時間を一切取らず、殆どの知らない単語がある状態で長文問題を解かせるような物だ。
挙句解説はほぼ全て単語の説明である。
これでは時間を浪費するだけで古文を一向に使えるはずがない。
こんなに内容の薄い授業なのにこのような授業をする人に限って板書を取ることや授業以外の事をする事に敏感である上、テストでは自分の重きを置いたところばかりを出して授業を聞いている人が取れるように設定する。
生徒に学ばせる気はあるのだろか。
勉強の根本はテストで良い点を取る事でなく学ぶ事で人としての視野を広げる事ではないのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます