第3章5話 沖縄!!メンソール!!...って訳にも行かず..

今回の話は障害には関係ない話なのかも知れません。あと、少し暗い話になるかも..?

タイトルにも書いた通り、私は高校の研修旅行で沖縄に行きました。

海が綺麗だったり、普段聞かない方言など全ての物が新鮮で、とてもワクワクして...でも、そんな裏には沖縄戦争のひめゆり平和祈念資料館(今後はひめゆりと呼びます。)や旧海軍司令塔など死に対する物もありました。


今回はひめゆりや旧海軍司令塔で私が実際に体験したことを話します。


ひめゆりで体験したことについてまず話します。

私はルンルン気分で最後の所まで展示を鑑賞していました。実際使われてた手榴弾だったり医療道具があって「おぉおお..!!!すごーい!!」って感動してたんです。

でも、最後の展示に入った時,人とは思えない叫び声というより怒り喚いている声が部屋中から聞こえて、何が何だかわかんない状態で、私はパニック!!!!顔写真がズラっと並んでいて、死因や名前などが下に書いてあった部屋なのですが、周りにいる人たちは一人一人の顔や死因、名前など一つずつ丁寧に見ていっている。私はそんな恐怖なことが出来ず、一人の顔写真を見た瞬間,体の反応なのか、1歩2歩と瞬時に引き下がってしまい...。それを見た友達は「ペンギン!?大丈夫?」と言ってくれたのですが、私は「ここなんかやだ...」と幼児のような喋り方で言うしか出来ず、そのまま部屋の外に出ました。展示から少し離れた所で耳を塞いでいたのですが、それでも尚聞こえて...。

「私に戦争の悪口を言わないで。私に言っても変わらない。お願いだからもうやめて。お願いします。」そう言いながら涙を1滴流しました。

「泣いたからって許す訳じゃないんだからね」といって離れてくれました。


これが初日の1番最初に見た観光地です。

そのあとバス移動をしていたのですが、そのときにも何人かの人に戦争のことを言われていました。多くの人は現代の人がなんで楽しての?って言うようなことを話していました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る