皆さんは笠地蔵をご存知ですか？

老夫婦が住んでいて年の瀬がせまっても、新年を迎えるためのモチすら買うことの出来ないとても貧しい生活でした。

そこでおじいさんは、笠を売りに町へ出かけますが、笠はひとつも売れずあきらめて家に向う途中、おじいさんが雪まみれの地蔵を見かけ売れ残りの笠を地蔵にかけてあげ、それの訳を聞いたおばあさんはもちが買えなかったことを責めなかった。というアレです。

国語のテストでこの話が出てこういう問題をだされました。

“笠を地蔵にかぶせて家に帰る途中、おじいさんは何を思ったと思いますか？

模範解答:〝笠は売れなかったけど、おじいさんは良いことをし、おばあさんも、きっと喜んでくれる。〟

私の答え:〝おじいさんは笠を売りに行ったけど1つも売れず、お餅を買う約束も守れず、帰ったらおばあさんに怒られる。〟

答えは“❌”！！！

私はテストが返ってきたとき、〝！？なんで？だって、あってるじゃん！だって、このおじいさんは約束を守らなかったんだよ！？約束は守るもので、破ったら怒られるものでしょ。お母さんもそう言ってたじゃん！〟と母に文句を言っていましたw

担任の先生が後日、面談の時に｢ごめんなさい。あいぺんぎんさんの解答は合ってるは合ってるんですけど、模範解答にはこう言う内容の事が書いて無かったので×にさせてもらいました。本当は私も○にしたかったんです。｣と話していました。

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