異世界でのんびり暮らしたいだけなのになんでみんな俺のことを邪魔するの?

魔砲使い

リブル森林編

異世界に飛ばされました

廊下で笑う声…


教室で騒いでいる男子の声…


泣き声、笑い声、騒ぎ声、話し声、声声声声声声声声声声…


聞きたくない、聞きたいのは君の声


聞きたくない!聞きたくない!聞きたくねぇ!!!!!


「は!」


はぁ、はぁ、またか…


「おにーちゃん!起きて!」


「皐月…」


「遅れるわよー早くきてー」


「分かったー今行くー、皐月おはよう」


「おはー、にー」


俺、奥村 真は後悔してる、今よりもっと楽しい生活ができたはず…


あの時に一歩踏み出せたら…


◇ ◇ ◇10年前◇ ◇ ◇


「ガヤガヤ」


騒がしい教室、俺はその中心にいた


「まじー、おまそれウケるー」


「それより、今日転校生来るらしいよ」


「へー、そんなんか、どんな奴なんだろうなー」


「ブスだったら、いじめてやろうよ」


「あはは!」


騒がしけど聞こえるチャイムがなった


「おーい座れー」


皆席に座った話しながらな奴もいれば静かに座る奴もいた


「今日は転校生が来るぞーほら出てこい」


小柄でもなく大柄でもない一般の身長、まるでガラス製と思わす綺麗な髪

ルビーのような瞳に唇そして…声


「こんにちは、父の都合で来た、奥山 桜です」


多分クラスのみんなが思っただろう


‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎『美人』‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


「ほんじゃー、席は奥村の隣で」


キタァァァァァ!!


俺は後ろを向いて夏目の前で笑った、チラッと見えたけどめっちゃ悔しそうだった


「よ、よろしく、『桜』さん、あ!」


やっべ、名前で呼んじゃた…


「にひひ」


夏目の笑い声が心まで響いた


「よろしく『真』くん」


その笑顔は、まるで彼女のような…って怖!男子の視線が怖い‼︎


「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」


こいつらボソボソと、くっ!


そんな時間が過ぎ…つまんない授業が始まると思った


「ここを、奥山解いてみろ」


「はーい」


夏だから汗が出るんじゃない、教室にはクーラーがある、なんで汗がで出るかって

それは、目の前で彼女が凄い事をしているからだ、


「これでいいですか?先生」


「ああ、席に座ってくれ」


自分がなしたかわかってないように平然として席に来た


◇放課◇


「ねぇねぇ、きみ〜自分のこと可愛いと思ってんじゃないのないの」


夏目がからかった


「ごめん、言えない外見なんてみんなそれぞれ違いがあるし、私的には可愛くしているんだけど…あ、夏目さんは好きな人とかに可愛いって言われたい?」


見間違いかもしれないけど、夏目の顔が赤くなっていた


「トイレ行ってくる!」


急ぎ足で逃げるように教室を出た


「「逃げたな」」


俺以外の男子が言った


どうゆうこと?


◇放課後◇


「疲れた〜!」


「真の隣だもんねそりゃ緊張するって」


こいつは、安藤 律 親友だ、帰り道は反対だけど


「じゃーなー」


「おう」


そう簡単に言うと二人とも別れた、しかし真は前の背景を見て立ち止まった

そこには『女神』がいた…


「あ、真くん」


「さ、桜さん、ななんで、こここに」


緊張と驚きで噛んでしまった


「一緒の帰り道なんだね」


可愛い笑顔で少し反応が遅れた


「いやあそこ右に曲がるけど、そこの信号で」


「じゃ、あそこまでいこ」


あれ?なんて、今なんて言った?い、今誘われた?桜さんに!


「いいけど」


信号までついた、そこに着くまでまで何にも言えなかったけど


「じゃあね」


「おう」


短い言葉をしたと思っていたけど、何故か長く感じた何故なら


「プップゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎‼︎‼︎」


桜さんの後ろで音がなった、そうで…


引かれる‼︎‼︎後ろで何か影が動いてる!


「さーーーーーくーーーーーーーらーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」


だだ俺は叫ぶだけだった………


『君は勇敢だ』


◇ ◇ ◇病院◇ ◇ ◇


「ごめんなぁ、ヒック、うぅ 俺がいながら、助けられなくて」


「…」


「なんか答えろよぉ」


「ご………‼︎‼︎‼︎」


彼女が話すのを遮るようにが広がった



システム起動…ウイルス発見

…除去完了…再起動します

起動…初期化…イベント『キーの発見』終了

最初に発見した『『魔王』ベルセルク』に所持権が渡りました

バグ発見…応急処置として『奥山 桜』『奥村 真』を変換します

『奥山 桜』を変換します…

種族 『アラクネ』

Lv.1

スキル.『蜘蛛糸Lv.1』『暗視Lv.1』『猛毒Lv.1』『万能糸』『思考加速Lv.1』

『森羅万象』

称号『システムのおもちゃ』


『奥村 真』を変換します…

種族『ウィスプ』

Lv.1

スキル『万能変幻』『森羅万象』『魔道の極み』『万能生成』

『絶対防御』『能力付属』

称号『おもちゃの守護神』


完了…

システムからの伝言 音声付き

…ごめん…



う、うぅ頭痛ー…って桜はどこだ?あ!落ちてる!なんか体が軽いし

桜の下半身が蜘蛛になってるていうことは気にしない


必要なのは飛びたいこと!あいつは良いよな羽ついてるし


電撃龍サンダードラゴン変幻にします』


?なんか体がおっきくなった!いまだ!


桜を助けるために地面と垂直の態勢にして急降下した


「桜!」


気絶しているのに気付いて自分の背中に乗せたら起きた


「…キャアア!」


「落ち着いて!ちゃんと捕まっててよ!」


彼女が捕まったのを確認したら速度を上げて地面に降りた もちろん安全第一


「「はぁはぁ」」


疲れた〜体は元に戻って青く燃えてる


「大丈夫?」


彼女は答えない いやこれはんだ


答えられないのに気付いて首を縦に振った


「大丈夫そうだけど、ここ何処?」


『リブル森林です』






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