長い連載でしたが最後まで読んで頂いてありがとうございました。読んでくれている人がいる、というのが今回ほど励みになったことはありません。
　史実準拠の歴史小説が小説投稿サイトで苦戦する傾向にあることは、前作の経験からなんとなく感じてはいました。
　本作の執筆に当たっては資料を二桁買いあさり、文字数に至っては前作の倍以上という大作となりましたが、哀しいかな読者の皆様からの反応は前作に及びませんでした。主人公の知名度が前作に及ばないというのも要因のひとつでしょうが、やはり史実準拠の物語はニーズを反映していないということを痛感しました。
　しかし私には歴史改編モノはどうも無理そうですので、今後もこの調子で書き連ねるつもりです。
　重ねがさね、ご愛読ありがとうございました。