第9話ハルモニア編鈴鹿

時代は現代ハルモニア神聖国というのを設立する

そこは絶対中立地帯で不可侵条約を結んでいる国だ

主に難民やスパイの集まりだとされているが、皆信者として教皇が管理している。僕はそこでハルモニアの教皇として治国している。プロフィールを眺めていると修道院魔法科主席で卒業、名は鈴鹿職業は吟遊詩人をしている。修道院暗殺科主席で卒業、名はハッシュ職業は調査兵団隊員、彼らはパーティを組んでオーバン参謀の自由都市計画のメンバーとして行動している。

ハルモニア国彼女とハッシュは戦いでは気があってはいたが、ハッシュはどうやら負い目を感じていたらしい。魔法が使えないことで自分に劣等感を感じていたのだ。彼の武器は錬金術師が作った双蛇剣、主にナイフとワイヤーフックで組み合わせた多彩なトリックスタイルだ。それに対し鈴鹿は吟遊詩人で詠唱呪文をサポートするボイスアタック、呪文を唱えてるときに詠唱者に攻撃を付加させる呪文を持っている。魔法もそれなりに使えるしバランスのよいキャラだ。

歌呪文でサイレンスやジェマーと言った詠唱不可呪文も使える

そんな彼女がある日、ハッシュがいなくなった日を境に究極の詠唱呪文に挑む三日三晩歌い続けることでその効果を試すのであった。

ハッシュがいなくなった理由それはハルモニアの裏切りで教皇の奥さんを殺した罪で調査兵団に追われる。

鈴鹿はそのことは知らない彼女は常に高みを目指していた。強くなることに快感を覚えていたのだ。

そして歌い続けた。召喚に成功したのだセイレーンのセブンスシンフォニー鈴鹿はハルモニアの司祭に抜擢される。

教皇が「はじめて見るな俺のほかにも精霊が召喚できるやつを見たのは次元の狭間に連れて行こう」

次元の狭間でそのセイレーンの力を見る

音波で回避不可能だ

エトは「音楽を奏でてみたらもっと強くなるんじゃないのかな

元演奏家として指揮に従ってもらえないかなミス鈴鹿」

鈴鹿は「わかりましたやってみます」

セイレーン「ラーーーーーーー」

教皇がなんて音だ物体だけが壊される机においてあったコップが割れる。

教皇「修行は終わりだ今度は司祭がどういう仕事をしているか紹介する」

ハルモニアの司祭教皇が預言書を発表し、その預言書の災厄に備えるために十司祭がいて研究を進めるその下に司祭がいる

司祭の仕事は調査兵団隊員の回収死んだから死体を回収して復活の間まで持っていき息を吹き込むのである

ハルモニアの技術は死人をも生き返らせる術を身につけていた。

鈴鹿は「これでハッシュを回収できる」

エトは「彼のことを考えていたのですねやめなさい彼はもう罪人です」

鈴鹿は「どうしてハッシュはそんなことをしたんですか私のせいなのですか」

教皇は「誰のせいでもないやつ自身が決めたことだお前はセイレーンをコントロールし一人でも多くの団員を助けろわかったな」

鈴鹿は成績が優秀な優等生でもあるせいか聞き分けがよかった。

教皇は「いずれ説得するそのときにお前の“声”が必要になるかもしれないからな何を言うか考えとけ」

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