最終話:メインプレイ:クライマックス1-1

GM:では、いよいよクライマックス1です。戦闘が発生するので、全員登場をお願いします。


ロジカ:シーンイン! (ころころ)5点上昇、105%!

守矢:シーンイン! (ころころ)9点上昇、120%! うわぁ……。

真白:シーンイン! (ころころ)8点上昇、128%! ぐはぁ~。

クラウ:シーンイン! (ころころ)1点上昇、87%! 真白と41%差……?

ロボ子:シーンイン! (ころころ)4点上昇、101%!


GM:何故こんなに差がついたのか……まあ、ともあれ。

 君たちは全てが始まった場所、そして決着の地でもあるオモイデ様の洞窟へと足を踏み入れた。

 洞窟の最奥は大空洞になっており、そのさらに奥には巨大な結晶体――オモイデ様が鎮座している。

 そしてその隣には、黄金の鎧を纏った怪人“ユートピア”――かつてのフィリップの相棒、左翔一が静かな威圧感を放ち立っている。


“ユートピア”(GM):「ついに来たか。ヒーロー共よ」

守矢:「遠回りになってしまったが、ようやく会えたネ。そしてここがサヨナラの場所だヨ」

真白:「あなたはここで止めます……必ず、止めてみせる」

クラウ:「悪の行進はここまでだヴィランよ。余はお前をここで止めねばならぬ。ヒーローとして、明日を夢見る一人の人間として」

ロボ子:「ここからは、僕らの道だ。そこは退いてもらうよ」

フィリップ(GM):「“ユートピア”……いや、翔一。君を終わらせに来たよ」

ロジカ:「……貴様が失った友のために願い、戦ってきた事を、私は否定しない。

 だが――いつしかその願いは歪み、人々を顧みず、涙をいとわない因業な呪いへと変貌した。

 故に、我々が正す。元あるべき姿に。さあ、街を泣かせる者よ――決着の時だ!

 征くぞ、皆」

フィリップ(GM):「ああ、征こう相棒!」

守矢:「無論だとも」

真白:「援護します、ロジカさん」

クラウ:「うむ!」

ロボ子:「うんっ!」


 一同の決意に、ロジカは満足そうに頷く。そして――。


ロジカ:「――よろしい。戦車前進。Avanti進め!」


 対する“ユートピア”もまた、それに触発されるように闘志を燃やす。


“ユートピア”(GM):「いいだろう。我が理想郷の手向けと散れ」

 黄金に輝くRメモリを取り出し、ベルトに融合させる。


『 ガ イ ア !』


“ユートピア”(GM):「これぞ我が究極の力。地球ほしそのものの記憶を起動し無限の力をもたらす、真のRメモリ――ガイアメモリだ」


GM:“ユートピア”は完成形のRメモリである『ガイアメモリ』と融合した事で、かつて地球に存在したあらゆるオーヴァードの能力を使用可能となりました。

 つまり……全てのシンドロームのエフェクトを使用してきます。

PC一同:何ィ!?

GM:さらに、“ユートピア”がEロイス『予告された終焉』を6個宣言。もし“ユートピア”を撃破出来なかった場合、PCたちとフィリップの6人はエンディングフェイズで自動的に死亡します。

PC一同:なん……だと……。

GM:さあ、“ユートピア”から発されるレネゲイドの奔流が、君たちに襲いかかる。衝動判定です。




◆衝動判定

 <意志> 9




ロジカ:征くぞ! (ころころ)達成値19!

守矢:(ころころ)達成値20で成功だネ。

真白:(ころころ)達成値11です!

クラウ:いざ! (ころころ)達成値10である!

ロボ子:むんっ(ころころ)達成値8!?

一同:あっ……。

GM:え、えーとですね……フィリップの《妖精の手》をお勧めしておきます。

ロボ子:リアクション出来ないと死んじゃう……お願いフィリップ……。

フィリップ(GM):NPCアシスト《妖精の手》を宣言。

ロボ子:わーい、これで成功だぁ……(泣)


ロジカ:衝動判定による侵蝕率上昇は……(ころころ)6点上昇、111%!

守矢:(ころころ)10点上昇、130%!

真白:(ころころ)19点上昇、147%!? ちょ、ちょっと待って~!?

一同:真白ォォォ!!!

クラウ:(ころころ)10点上昇、97%!

ロボ子:(ころころ)16点上昇、117%!

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