第17話 初秋か中秋か晩秋か読書の秋とか言ったような言わなかったような

 誰が言い出したのかは知らないが言わなかったような

 秋は涼んで読書に適した?

 夏は暑くて引きこもって読書に適した?

 春はヨウヨウ読書に適した

 冬も寒くて引きこもって読書に適した?

 オメーさん引きこもってばかりで悲喜こもごもなんて状況にはであいそうもねぇですね


 オメーの席、ねーです。

 世界はかっさかさに渇いて空っ風。

 乾燥肌にふく粉に塗るクリームの哀しきや

 若さ失い食えぬ飯から取る栄養

 見果てぬ空に悠久の時を忍ぶ


 自分が何を書きたかったのか。

 初めは何を思って筆をとったのか考えるとショートショートSFが書きたかった。というところに辿り着く。

 SFというだけで心が躍った。

 未知の装置、科学の未来を考えると好奇心が揺さぶられた。


 それと同じくらいファンタジーも好きだった。

 ゲームのファイナルファンタジーやドラゴンクエストの世界観、MOTHERやMOONといった独特な世界観にも興味が沸いた。


 今はどうだろうか?


 今は何を書きたいのだろう。


 いっぱいやりたいことがあって


 その中で自分がどうしていくべきなのか


 思春期の頃に考えていた迷いを再び感じている。

 いろんな方向性がまだまだ自分にはあるんだと勝手に思ってる。

 俺はまだまだできるんだぜ! みたいな気持ちになって。

 年甲斐もなくまだまだはしゃげるんです。


 それは老害と呼ばれるのかもしれないけれど

 まだまだ若いものには負けられないなぁという気概を持ってね


 あー、思うことはいっぱいあって

 

 酒が趣味よと仰げども

 煙草はくわぬ

 金はいつかの影法師

 空を浮かぶは小豆相場

 いつか暴落いつか沸騰

 瞬間湯沸かし器のオヤジども

 類まれなる愚痴を述べる

 願うは桃源郷の霞を食らい

 生を感じる息を吐く

 そのまますべてを吐き出して

 全部なくなってはい、おしまい。 


 結局何がしたいのか

 自堕落に時間が過ぎて

 やる事が何も進まずに、ただ時が過ぎていく

 斜陽とはよく言ったもので

 私の人生そのものも日暮らし沈みゆく太陽に重ねて

 白夜を望むようで

 毎度のように安穏とした惰眠を欲するだけなのでしょうね

 ぽへぇ~

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