第一章 第二話 爽やかな?旅立ち
ライは今、城門前で足止めを受けている。怪しい笑顔を浮かべやって来た軽装の少年……衛兵として止めるのは至極当然の役目だった……。
「お、おい。何だお前は?そんな格好で何しに来たんだ?」
「え?王に呼ばれたんで来たんですけど……?」
「え……?」
「え……?」
混乱気味の衛兵だがそんな怪しい輩を容易に通す訳もない。
「王の御前だよ?その服装はマズイだろ……」
「いや……だって……似たような服しかないし……。召喚状があるし大丈夫じゃないんですかね?」
「……え?」
「……え?」
仕方無いのでライは王からの召喚状を見せた。衛兵はそれを確認したがライの服装がどうしても気になって仕方無い。困り果てた衛兵は、離れた位置に居たもう一人の衛兵を手招きで呼び寄せ相談を始める。
(ど、どうするよ……一応、勇者らしいんだが)
(召喚状もあるし……大丈夫なんじゃないか?)
(でもよ……あれはマズイだろ?『ちょっとそこまで』って感じだぞ?)
(しかしなぁ……)
衛兵二人はしばらくコソコソと話し合いをしていたが、一応ながらの【勇者】血筋と【召喚状】は効果を発揮したらしく許可が下りた。
次は気を付けなさいと念を押されたのだが……本来は論外である。普通ならそんな城の警備レベルと雇い主の頭を疑うところだ。
(この国、大丈夫だろうか?一応、実家があるんだけど……)
納得させた当事者ですら不安になる始末……。良識のある者ならば『お前が言うな!』と突っ込むだろうこと受け合いだろう。
そんなやり取りを終え城門を潜ると、ライは頭上の光景に目を奪われた。
初めて間近で見る城……それは息を飲む程の重厚感。確かに城の荘厳さは大したものである。
此処──王都にして城塞都市ストラトは、大陸の東部を治める大国シウトの首都である。
三百年前の対魔族時代に王都を城壁で囲んだまま発展した都市なのだが、城そのものの歴史は更に古いとも言われていた。
眼前の城が国の歴史と同じ刻聳え立っていることを考えれば、かなり感慨深いものがあるだろう。
そんなことに思いを馳せながら城内に入ると案内係として壮年の男性が近付いてきた。ライの姿にやはり一瞬たじろいだが、召喚状を確認しすんなり案内されることとなる。中々に肝の座った人物の様だ。
途中、面会用の服装を用意すると何度も奨められたがライは申し出を笑顔でやんわり断った。理由はこれからの『企み』に必要だったから。
そしてライは、ようやく謁見の間の扉に到着したのである……。
衛兵達が掛け声と共に荘厳な大扉を押し開く。ライはゆっくりと謁見の間に歩を進めた。
謁見の間で真っ先に視界に入ったのは、玉座──。そこにはやたらと貴金属の装飾を付けた、大食漢ばりの太った男がふんぞり返って座っていた。
彼こそは『ケチ王』ことケルビアム・チェルス・シウト十九世──一応、シウト国の現国王である。
そして、すぐ傍らに立つのはエロ大臣こと宰相のキエロフ。更に周囲には護衛の近衛騎士達がズラリと控えていた。
そんな謁見の間。ライが現れた際には皆が目を見開き硬直していた。それも当然だ。どう見ても不敬と取られて然るべき服装である。
実際に謁見の間に到るまでも騎士や使用人達が同様の反応を示している。中には二度見する者もいた程だ。
そこで、あの壮年の案内役は急いで召喚状を王の元に手渡しに向かう。そうしなければライが追い出されると判断したのだろう。
召喚状を確認したケルビアムは小さく息を吐き頷いた。ライは礼に則り王の前に片膝をつき頭を垂れる。一応ながらの勇者……それなりに作法は弁えている様だ。
「お呼びに従い参上致しました。ライ・フェンリーヴと申します」
「お……おお。良くきたな、勇者?ライよ……召喚に応じて貰い感謝する。………皆に比べかなり遅い登城だがな」
当然ながらライの服装を何度も確認する国王。着のみ着のままの姿と寝ぐせはやはり場違い甚だしい。流石に不快らしくエロ……キエロフはライを問い詰める。
「勇者ライよ。その格好は些か不敬ではないか?自覚しておるのか?」
ここでライは小刻みに震え始めた。いざ、茶番劇の開幕である。
「くっ……。お言葉ながら、これは我が信念に因るもの。どうかご容赦を……」
この言葉に退屈そうだった王が食い付く。辛そうな表情を作りつつも、内心でライは『釣れた!』と、ほくそ笑んだ。
「ふむ。信念……とな?差し障りなければ聞かせて貰えるか?」
「はい……。我がフェンリーヴ家は勇者の家柄なれど裕福ではございません。何せ王家筋ではないのです。装備を揃える為にすら節約する必要がある。この姿は贅沢をせぬ為の戒め。常に節約をするために己を律しているのです」
「……しかし、国からは支援金は出ておろう?」
ライは頭を横に振り自らの内情を語る。勿論、嘘を混ぜた脚色付きで。
「王よ……父はご存知ですね?」
「うむ……勇者ロイか。魔物討伐の我が騎士団・有志数名、その引率を依頼した。それなりに名のある勇者であるからな」
「はい。今も『中間管理勇者』として胃痛と戦いながら頑張っていることでしょう。では、兄のことは御存知ですか?」
王はキエロフの顔を見る。キエロフは頷き語り出した。
「勇者シンか……。若輩ながら優秀。国内外問わず既に幾つも多大な功績を上げたと聞いている。成る程……支援金は貴公の兄が?」
「はい。しかしそれは良いのです。では大臣、妹のことは当然ご存知かと」
若冠十四歳で台頭した天才勇者、マーナ。実戦こそ少ないものの既に強力な魔法まで使い熟す存在。この国でその名を知らぬ者はいない。
「伝説の勇者の再来……か。で、そのマーナ殿が何か?」
「幸いにもマーナは、類い稀なる才の為にかの『神聖国家』から特別な配慮を頂きました。しかし、マーナは思春期の女の子。装備を揃える以外にも何かと入り用だったのです。それらは父からの仕送りで賄いましたが、我が家は経済的危機を迎えることに……それに」
「それに?」
「私が旅立てば母を一人残す事になりますので少しでも貯えねばなりません。ですが、私は若輩……金策も出来ず時間ばかりが過ぎました。私の装備は今から揃えることとなりますので、この姿お見苦しいと思いますが……どうか……どうかご容赦を」
勿論、それは嘘八百。マーナは厚遇され普通に旅立ち、ライの知る限り家の貯えは充分ある。足りないのはライの準備金だけなのだ。
しかし、そんな作り話にも効果はあった。顔を伏せ震えるライに同情したのか、護衛の騎士も渋い顔をしている。更に恥を忍ぶ姿と勘違いした様で、中にはうっすら涙を浮かべている者もいた。流石のケチ王も空気を読むしかない。
「うぅむ……ならば仕方ない、か。キエロフよ、何とか手助け出来ぬか?」
「しかし……我が王よ。規則を崩せば悪しき前例となります。公正な立場は崩せませぬよ。それに我が国が資金難でもあることをお忘れか?」
王の姿を見て資金難と言われても説得力がない。それは騎士達の白けた顔を見れば一目瞭然である。
「ならば城にある物を渡すことはどうだろうか?包丁や薪割りの斧でも……」
(母さんもだけど、何故に包丁や斧を持たせたがるのか……)
ライはこの提案を回避したい。出来れば剣が欲しいのだ。理由は『その方が勇者っぽくて格好良いから』。
それは他人からすれば実にくだらない理由かもしれない。しかし、意地でも包丁や斧で旅立つ勇者は避けたい……まさに『駄々っ子勇者』である。
「お、恐れながら国王。しばらくは街付近で腕を上げねばなりません。もし街の外で斧や包丁を持った私が、この服装で魔物の返り血を浴びたらどうなるか……ご想像下さい」
その場の者達は想像してぶるりと震えた。ラフな姿で帰り血を浴びた包丁(もしくは斧)の男。それは勇者ではなく狂人に見えることだろう。多くの者は脳内補正により、『邪悪な笑みを浮かべ包丁を舐めるライ』の姿が追加されている様だ。
「そ……それは治安的にも国の体裁的にもイカンな。……の、のう、キエロフよ?」
「……は、はい……しかし……」
キエロフがまだ渋るようなので、ライは切り札を切る。口をすぼめ窶れた顔の演技も勿論忘れない。
「やはり私は勇者を諦めるべきなのかも知れません。このご時世、商人などかなり栄えているようですし……以前、旅商人から聞いた話ですが……」
「ふむ、どんな話だ?」
「はい。隣国との国境付近にある街での話なのですが……」
ライはティムから聞いた話を語り始めた。話の流れが進むにつれキエロフ大臣の表情が凍っていくのが判る。表情に反してキエロフの視線は勢い良く泳ぎ出した。
やがてキエロフは我に返り慌てて話を遮る。
「お、王よ!私考えたのですが、これ程の心ある者が勇者を諦めてはならぬと思うのです。そこで私めの私財から準備金を用意したいかと」
幾分、不自然感はあったがそこは一国の大臣。巧く話を纏め上げる。
「ほう?お主にそこまで言わせるとは……しかし、規律に反するのではなかったのか?」
「い、いえ……私個人がこの者を支援するのならば問題ないでしょう。私財ならば規律から外れますし」
「そうか……相分かった。キエロフ、お主の好きにせい。それで良いな?勇者ライよ」
「はい!ご配慮、ご厚情、感謝致します!」
その場に居る者は大臣の寛大な取計いに感嘆の視線を向けていた。そして別室にてライと大臣の交渉が始まる……。
「くっ!何故!貴様が知っているのだ……」
「だから商人から聞いたんですよ~。変装、バレバレだったみたいっすよ?」
「しかし……私を脅すとは身の程知らずめ!無事に帰れるとは思っていまいな?」
すっかり気安くなったライの態度。その姿に鋭い眼光を向けるキエロフ。しかし、ライは全く動じない。
「脅してませんて。俺は大臣に忠告に来たんですよ?その見返りは頂く、それだけの話じゃないですか?」
「カッ……物は言い様だな。しかし貴様の口を封じることなど……」
「良いんですか?本当に後悔しませんね?」
自信満々のライに違和感を感じたキエロフは、威圧的な態度を崩し始めた。
「貴様……何が言いたい?」
勝った、とライは確信した。大臣は小心者な様だ。王の前でも惚ければ良いものを話を遮り、ライへの支援を表明した。その時点で負けだったのかもしれない。
「俺は旅商人から聞いた、と言ったでしょ?そして商人は情報共有が早い。確かに単独で大臣を脅す輩は消されて終わるでしょうが、実際は誰もそれをしなかった。商人てのは狡猾なんですよ」
「………」
「危険な情報は共有し様子見に徹するんです。つまり商人達には噂は既に広がっている。使わないのは本当に困ったときの保険でしょうね。その時に誰かが消されたら商人達は保身の為、そしてあなたの排除の為に各地で言い触らすでしょう」
キエロフは苦虫を潰した顔で聞いている。目の前の少年に先程と別人の様な存在感があるだからだ。
「な、なら貴様と関係ないではないか!」
「ところが俺、旅商人と取引したんです。噂を確かめるから俺の姿が消えたら妹に伝える様に、とね。幸い俺は父や妹のお陰で街でも顔が売れている。姿が消えればすぐに話題になりますよ?商人達からすれば判り易い噂の確認になる」
「フン。結局、脅しではないか」
ライは肩を竦め首を振った。その態度に苛立ちを隠せないキエロフだったが、ライは構わずに続ける。
「これは好機ではありませんか?私が無事ならば噂は所詮、噂ということになる。それに王の前で『支援する』と宣ったのですから堂々と資金は出せますし誰も疑わないでしょう?」
「むう……」
「そこでもう一つ……キエロフ様には情報を」
今までのやり取りは前振りである。ライの本命はここからだった。
「実は王にも疑惑があるそうですね?何でも……他国の貴族の娘に金品を貢ぎまくっているとか。困ってませんでしたか、実際?」
「ど、どこでそれを!」
確かに王の命令で国の資金が一部溶けていたことがキエロフの頭痛の種だった。
しかし、国の交流費用だと言われれば追及は出来ない。王の好き勝手な散財……その被害を被るのはいつもキエロフだ。少しだけ豪遊したくなる気持ちも分からなくもない。
「その貢ぎ物のルート、関与している者、相手の他国貴族名まで、全ての情報を教えましょう。王妃様に進言すれば短期間なら大人しくさせることも可能な筈。何なら大臣の豪遊費用も
「ど、どうやって調べた?」
「まあ企業秘密ということで……それより、どうしますか?」
キエロフは考える。自分の流用に比べれば王の散財は国の財政に影響が出始めるレベル。その上、自分の罪まで消えるなら好機であるのは確か。
だが……話が旨すぎる。
「フン。で、見返りはなんだ?」
そこでライは爽やかに笑う。先程までの嫌な威圧感は消え、まさに少年の様な笑顔で。
「通常の支援金と同じ額で充分ですよ。実際に貯めてた分もあるし、欲出しても身を滅ぼすだけでしょ?」
「しかし、それだけの為にこれだけの段取りをしたのか?」
懐疑的なキエロフにライは困った顔を見せた。そして今日一番の真顔で答える。
「俺はこの国の民なんですよ。実家があり、家族がいて、生まれて十六年暮らした。でも……いや、だからこそ国の腐敗が嫌だった。それを知った時、あまりに悲しかった。今回のことは寧ろそこを正す為に命賭けで演じたと言っても良い。支援金獲得なんてその結果で良いんですよ……」
そして頭を深々と下げてキエロフに進言する。
「大臣。私はあなただからこそお願いしているのです。どうか……どうか、この国を俺が誇れる故郷にして下さい」
夕暮れ時、道具屋の倉庫で友人ティムと共に茶を飲むライの姿があった。倉庫は防音になっているので内密の話には何かと都合が良いのだ。
そんな倉庫内を照らすランプに二人の怪しい笑顔を浮かぶ。
「で、上手くいったか?」
期待の笑みで問い掛けるティム。その視線はライの持つ袋に向いている。
「驚く程に、な。エロ大臣なんか最後、涙目で握手してきたぜ?なかなか離してくれないんで困ったよ。実は心臓バックバクだった」
キエロフとの交渉は成功した。支援金はかなり色をつけてくれたらしい。
あの後、キエロフはライや家族に手を出さない旨の念書まで書いて寄越した。その瞳には正義の炎が燃えているかの如く気迫に満ちていたのだ。
それが腐敗の浄化に本気で取り組むつもりだと一目で分かる程に……キエロフ大臣は性根までは腐っていなかったとティムに伝えた。
「これでこの国も少しはまともになるかもな。成果次第ではエロ大臣の呼び名も改めるとしよう」
「それにしても恐いのはお前だよ、ティム。恐ろしいわ。恐ろしいほど計画通りだわ……」
「ふふ……ティム・ノートンに狂い無し」
全ての筋書きはティムの計画である。情報収集能力が異常なティムは、独自に商人組合に情報部門まで創設させた程だ。国の腐敗も熟知しており、それを今回の計画に利用したのである。
「支援金より莫大な散財を止められるんだ。やり口の悪どさなんて霞んじまったろうな」
「まぁ勿論、ライの無駄に高い演技力あってのものだけどな?お前、勇者じゃなく役者目指した方が良くないか?」
「まあ、勇者で芽が出なかったらな。その時は協力頼むよ」
「おうともよ」
それから二人は支援金を確認する。ライはティムに取り分を渡そうとしたが断られた。代わりに装備や旅の必需品は全てティムに揃えて貰うことにして残りは旅の費用として残す事にした。
「本当に旅に出るんだな……ライ」
「まあ、こうなっちまったらな。……たまに帰ってくるからさ?立派な商人になれよ、ティム」
「あ~、しんみりするの苦手なんだよ。パッと行ってパッと魔王倒してこい。んで、また馬鹿やろうぜ!」
「無茶言うな!」
日が沈むまで二人は語り合う。親友との別れに中々話が尽きなかったが、明日一番に旅道具一式を受け取る約束をしてその日はようやく別れることとなる。
ライが帰宅したのは、いつもの夕食時を少し過ぎた頃である。
「たっだいま~」
「おかえり。遅かったわね」
「ん~、王様に会ってきたんだよ」
ローナは冷や汗を流し固まった。息子は朝と同じ服装……寝癖もまだ少し残ったままだ。
「は……はは。冗談、よね?」
「いや、本当に」
「……その格好で?」
「ん~。まぁね?」
ローナは混乱した。よく無事で……いや叩き出されたのでは?しかしケガの様子は無い。
「そ、それで……どうなったの?」
「支援金貰ったからティムに旅支度頼んできた。明日、旅立つよ」
ライは事も無げに告げ夕食の用意をして席に座る。あまりの展開に母は混乱中。ライは仕方なく説明を始めた。
勿論、城での出来事は極力省いて……。
「元々旅立つつもりだったんだよ。資金ももう少し必要かと思ったんだけど支度金が出たからさ。明日、旅立つ」
「………」
呆気にとられるローナはライの向かいの席に座った。いつもダラダラしていた息子が明日急に旅立つ。複雑な心境なのは間違いない。
「母さん?」
「ん?」
「一人で大丈夫?」
この時、ローナは初めてライの気持ちに気付いた。本当に母を一人にすることが気掛りだったのだ、と。
「大丈夫よ。母さん強いんだから」
「知ってるよ」
「なら気にせず行きなさい。父さん達もたまに帰ってくる筈だし……あまり無理するんじゃないよ?アンタ兄妹の中じゃ最弱なんだから」
「酷い言われようだけど……本当なのが辛いね」
いつもの親子の会話が続き日は暮れてゆく。但し、その夜は少しばかり口数が少なかったのは気のせいでは無いだろう。
そして翌日、早朝───。
ライはローナが目覚める前に家を出る。テーブルには書置きとライが貯めていたお金が置いてあった。
『お金足りるから貯めてた分置いてくよ。行ってきます』
書置きを確認したローナは呆れるように笑った。まるで近所に買い物に行くかの様な素っ気無さだったのだ。
「頑張れ、馬鹿息子」
ローナは自分に言い聞かせるように独り言を呟き、ライの旅の無事を祈るのであった……。
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