欲望
〇〇さん、知っているよ、私。
想いが私に向いていないことくらい
私がいくら悩んでも
いくら頑張っても
いくら悲しんでも
いくら喜んでも
私を見ることがないことくらい
それでもいいんだ
幸せだから
微睡むように淡い期待が胸に浮かぶ
話せた時
返事が返ってきた時
一緒に過ごせた時
そういった時は
たしかに幸せだから
もしかしたら、なんて
二人の未来を想像してしまう
このままいけば、なんて
望む先に思いを馳せてしまう
ふとした瞬間に現実を思い出す
それでも幸せは消えないの
突き詰めちゃえば
私は一緒にいるだけで
幸せだから
だから
これでいいんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます