奇跡
いつも世界はどこか遠かった
不良仲間と話していても
バイトに勤しんでいても
家で朝食を食べていても
どこか隔てた景色は
まるでファインダー越しみたいだ
馬鹿な奴が飲ませてきたクスリ
熱くなるカラダ
大きく動かしたアシ
辿り着いたその場所で
俺はきっと
奇跡に出会った
ファインダーを超えて
俺を揺さぶる
小さな奇跡に
出会ったんだ
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