困ったひと

きみと話していると

自分の話ばかりして

ぼくの話なんてちっとも聞いてくれやしない


あの日、駅のホームで

きみから話を切り出されたときも

またか…

って思ったけれど、


電車を

何本も何本もやり過ごして

きみの顔に

夕日が差したとき

ともだち なんだなって

思った。


だから…もう少し ボクの話も聞いてね

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