妖精町 ~Fan 大会~

少女青年へ妖精を飼う経験を積ませる為に、短期間で基本を経験できる送風そうふう能力を持つ妖精Fanを育てる大会に参加させた。


大会は、各自が訓練したFanの送風技術、健康状態、口臭などを採点して優勝者を決める。


少女青年に、

①素質が有りそうなFanから気に入られて連れ帰る、

②連れ帰ったFanを訓練する、

③Fanと大会に参加する、

をさせる予定。



住まいでFanから気に入られる方法を師匠から教えられた弟子は実践した。


方法は「手作りのお菓子で釣る!」で自作なら他に無いから気に入られれば、他所に行かない理由に成り得るのとお菓子作り経験の為。


師匠から料理法を教わりながら作ったお菓子でFanを連れ帰った弟子は訓練の前にふれ合ってFanが自分の側に居続ける価値を示した。


Fanの触れ方は師匠のぬいぐるみを使った手本を見て覚えた。



訓練は、弟子が息を吹いて、真似したFanを褒めて報酬(お菓子やふれ合い)を与えて覚えさせる。犬の教育をする感じ?


真似以外に風を吹いた時に報酬を与えて慣れたら、送風の質を向上させる為に送風で物を動かさせて、風の強弱や範囲などを繰り返し覚えさせる。出来た時は報酬を与えて。



臭い送風を受けない様に、Fanの口内などは綺麗に保つために、手入れは念入りに行う。食べ物なども匂いに気を使って摂取させる。



大会の採点は、風力の 強さ、範囲、時間、心地よさ、匂い、などを個別に行う。他には健康状態などが有る。健康状態が悪いと妖精を優先しない妖精飼いと評されて大きく減点される。



大会に参加した弟子Cの順位は……話を考える時に。

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