妖精の好みは
ネミ
倉庫
世界観
この世界は
火や風を起こす妖精、汚れた水や老廃物を浄化する妖精など多岐にわたる。
妖精の声が聞こえず姿が見えず触れられない人間の共通点は獣に似通った耳が生えている事だけ。
妖精を知覚できない獣の様な耳を持つ人間は
獣の様な耳を持たない人間は常人と呼ばれている。
妖精の不思議な力で発展した人間社会は妖精を知覚できない獣人を邪魔で劣等な人間と定義して奴隷化している。
妖精が起こした事象から妖精の存在を認識する獣人は妖精が超常的存在に思えて畏怖する者が多い。
妖精を知覚できず無意識に妖精へ害を与えかねない獣人は妖精と住み分ける必要性を認める社会は一部に獣人立ち入り禁止の区域を条例で定めている。
社会的価値が低い獣人の奴隷化を非難する常人は非常に少ない。守る価値が低い。
常人の奴隷化は法律で禁じられている。
奴隷を愛玩の用途にする事もあり美しい身体の獣人は高値で取引されている。
愛玩的価値が低い獣人は沢山いて妖精が不要な労働を用途に安価で取引されて劣悪な環境を強いられる事も珍しくない。
妖精を用いない工場、農場、牧場が大半を占める生産業は奴隷の労働力に依存している。
労働力に奴隷を使う経営者は必要な奴隷を所有するか派遣会社から借りている。
優れた妖精に好かれる者は社会的に価値が高い。
人々は己の社会的な価値を高めようと妖精が好む環境作りに勤しみ競い合っている。
各々が好む環境で生活する事が長年の調査で研究から証明されている妖精から好かれたい者たちは目当ての妖精が好む環境を作ろうとしている。
妖精の種類は沢山あって同じ種類でも個体差が有り環境作りの難易度が異なる事から段階別に分けられて高位の妖精から好かれる者は英雄視されている。
妖精が好む環境を作る知識を学ぶ方法は学校か弟子入りして師匠から学ぶ二通りが多い。
妖精産業は膨大なお金が動いている。
妖精が好む環境を作る者は妖精飼い《フェアリー・デザイナー》と呼ばれている。
※妖精飼いは仮の名称。
妖精の形は人型を除いた可愛くてゆるくて不思議な感じ。
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