2019年11月

真っ只中だと見えないこと

 Windowsのパソだと、ロック画面で、「Windowsスポットライト」という素敵な風景の背景画面が出ますよね。あれ、地味に気に入っておりまして。1~3日くらいで勝手にロック画面が変わるじゃないですか。で、気にいったor気に入らないか選べたりして。

 私は、大体が「気に入った」をクリックするんですが、稀に、「気に入らない」を連続してクリックすると、私のパソが拗ねてしまうのか、Windowsの保存画像になってしまって永遠に変わらなくなってしまったりすることがあります。しかも、私の嫌いな画像が出っ放しになったりしてね。その復旧方法を検索して探し出して、ようやく、嫌いなロック画面から解放されるようになったのが数カ月前のことです。


 で、話を戻すと、そのスポットライトの画像は、ほんと、素敵な風景が多くて、「あゝ、行って、実際に見てみたいなあ」とか思ったりするわけです。まあ、大抵が、諸外国の風景なので無理なんですけどね。

 でも、その映し出されている風景を見ると、(果たして、これって、現地に行って実際に見れる風景なんだろうか???)と思うようなカメラアングルとかあるわけです。山の頂上からの風景とか、ドローンで撮影した風景とかって、現地に行って見れないわけじゃないですか。ドローンから撮影された場所に立っても、それは風景の中の一部に立っているに過ぎないわけで、その素敵な風景を見ることはできないわけです。


 で、そういうことって、他の事項でもあるよなあ、って思ったんです。

 例えば、私はそうじゃないんですが、鉄道が好きな人。“撮り鉄”とか“乗り鉄”とか言いますよね。撮り鉄は、実際に見ている車両や風景は三次元でも、出来上がりは二次元です。乗り鉄は、まさしく、三次元ですよね。

 でも、三次元を体験しながら同時に二次元は体験できませんよね。今、乗っている車両が大好きで、実際に乗車して至福を感じているんだけど、その車両を同時に外からは見れないわけです。それって、歯痒くありませんか?

 

 もひとつ。

 私は、女の人の見た目の中でどこが一番好きかと問われれば、それは、“顔”なわけです。

 例えば、大好きな女性と接吻をするのは至福です。でも、その大好きな女性と接吻していると、肝心の顔が見えないんです。それって、ほんと、歯痒いんですが、そんなことを思うのは私だけでしょうか??(笑)

 

 どうでしょう。素敵な風景も、大好きなモノや大好きな人も、その真っ只中だと見えないことってあるよね、というお話でした。

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