第3話 登場人物一覧 その2 松原 奈々美/桧藤 朋花

松原まつばら 奈々美ななみ


 主人公である成海隆一の古くからの幼馴染みで、小学校や中学校と同様、県立東浜ひがしはま高校も一緒に通っており、クラスメート。

 所属しているクラスは、成海と同じく、文理クラスの3年6組。

 女子バレー部の部長。

 身長、約155センチ前後とやや背が低い。

 必要な場所にだけ肉のあるスリムな体格です。

 誕生日は早生まれ。


 奈々美さんは、THE-NRNシリーズを読んで下さった方には、もはや説明不要の存在ですね(笑)

 彼女は狂言回きょうげんまわしと言いますか、成海隆一や周囲にいる人々を、その無茶苦茶な言動と行動で引きずり回す暴走系ヒロイン、なポジションで活躍しています。

 体力面では、長距離マラソンなどで必要とされる持久力にはやや難がありますが、瞬発的な運動と筋力は女子の中ではトップレベルと言って良く、地元ではそこそこ強豪の東浜高女子バレー部の部長を務めています。

 そんな彼女の性格は、悪く言えば自信過剰、良く言えば何事にも積極的かつポジティブに取り組む性格で、色々な事に挑戦しては失敗を繰り返す試行錯誤の人でもあります。

 夏休み直前までの時点だと、女子バレー部と兼部している推小研の部誌の為に、犬が連続殺人の犯人と言う、珍奇な推理小説を書いたりもしていますが、その文章力に付いてはお世辞にも高校生レベルとは言い難い内容で、主人公を呆れさせていました。

 ライフスタイルとしては、学外の活動においては、基本的に「食う」「寝る」「遊ぶ」の3大行動しかしません。

 出された宿題を提出日の朝になってもやって来て無いなど、日常茶飯事です。

 そんな彼女なので、定期試験の季節が近付いて来ると、成海や桧藤などの周囲の成績優秀な友人に泣き付き、マンツーマンでの復習と一夜漬けで何とかテストを乗り切る事が恒例化しています。



桧藤ひとう 朋花ともか


 成海隆一のクラスメートで、前述の奈々美さんの親友。

 所属しているクラスは、文理クラスの3年6組。

 美術部の部長。

 中肉中背で、運動は余りせず、鳥肉も嫌いな為、若干、線の細い体格です。

 身長、約158センチ前後。

 誕生日は早生まれ。


 青ブタ自主企画用に書いた『思春期症候群の先輩少女は後輩男子の名前を聞きそびれる』にて主人公を務めた、真面目系の美少女です。

 視力が悪く、コンタクト・レンズをしています。

 彼女はその生真面目な性格から、周囲が盛り上がっていてもそのテンションは上がり難く、高校に入る直前に知り合った主人公の成海隆一と共に、奈々美さんの暴走を止める事の多いブレーキ役を務めています。

 その性格ゆえか、余り多弁では無く、学内で良く見られる奈々美さんとのおしゃべりでは、ほぼ常に聞き役となっています。

 学校では奈々美さんとは対照的に美術部に所属していて、絵はそこそこ上手く、部長も務めており、優等生グループの一角をなしています。

 成海隆一とは、図書委員の活動を一緒にしており、その貸し出し当番の仕事として、月に2~3回ほど、昼休みと放課後の時間を共に過ごしています。

 前述の『(略)聞きそびれる』でも説明した通り、かなりまとまった年月、ピアノを習っていた事があるので、彼女が3年生の秋頃に知り合ったあの天才的な後輩の男の子には及びませんが、それなりに上手に弾く事が出来ます。

 運動は苦手で、体力は殆どありません。

 インドア・タイプのヒロインなので、奈々美さんの様に、特にこれと言った用事も無いのに、休みの日にフラリとどこかに出掛ける事は少ない様です。

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