所感:鋼鉄人形と戦闘人形の調達コストについて

 有原だ。


 私は今、

「何故これを今まで聞かなかったのだろうか!?」

 と思っている。


 そして、思った事がある。

 F-22戦闘機でおよそ450.7億円程度となる調達コストだが……。



「鋼鉄人形のソレは安すぎだろう!?」



 言ってしまった。

 だが事実である。

 F-4戦闘機ですら26.2億円の調達コストだというのに……それでいいのかリナリアよ!

※リナリアの調達コストは25億円です。


 もっとも、反応炉を無視したである為、全て纏めれば相応のコストになるのであろうが。


---


 そして、意外と高かった戦闘人形。

 運用法が異なる(=霊力に頼らず、素の機体性能だけで戦う)から当然と言えば当然だが、それにしてもF-22の半分程度とは驚愕の一言である!


 意外と言えばもう一つ。

 これまた運用法が異なるランフォ・ルーザ(18億円)とダンクル(15億円)だが、ゼクローザス(12億~15億円)以上のコストとは!


---


 ……さて。

 リナリア・シュヴァルツリッター2機とリナリア・ゼスティアーゼ、そしてリナリア・ローツェヴェルクのコストを、適当に考えてみよう!

※以上4機は、開発者のドクター・ノイベルトがコスト度外視で建造(改造)した経緯があります。


 無論、単位は金貨の枚数である。

 なお既にお分かりだろうが、()内の数字は日本円換算としたコストだ。ちなみにメンテナンス費用などは一切考慮していない。


 では始めよう!


     *


リナリア・シュヴァルツリッター(ブレイバ機):325000(325億円)


内訳

機体本体(ブースター除く):25000(25億円)

        ブースター:25000(25億円)

     霊力蓄積型反応炉:275000(275億円)


リナリア・シュヴァルツリッター(ハーゲン機):101000(101億円)


内訳

機体本体(ブースター除く):1000(1億円。既に下賜かしされた機体を用い、かつ専用のカスタマイズを施した為)

        ブースター:25000(25億円)

     霊力蓄積型反応炉:75000(75億円。ドクター・ノイベルトによる改造費)

※なお一から建造した場合、326000(326億円)となる。

 理由は、「機体本体」と「反応炉の費用」が上積みされるから。

 二点ともブレイバ機と同額である。


リナリア・ゼスティアーゼ:82500(82.5億円)


内訳

機体本体(ブースター除く):5000(5億円。既にグレイス専用のリナリアを用い、専用のカスタマイズを施した為)

        ブースター:27500(27.5億円。機能増設に伴い価格が増加)

     霊力蓄積型反応炉:50000(50億円。試作型ゼスティアーゼとリナリアの反応炉をカスタマイズした費用)

※なお一から建造した場合、金貨の枚数は657500枚(657.5億円)となる。内訳は

「機体:25000(25億円)」

「ブースター:27500(27.5億円)」

「霊力蓄積型反応炉:600000(600億円。実際は一基300億円の二基積み)」

 となる。


リナリア・ローツェヴェルク:415000(415億円)


内訳

機体本体(ブースター除く):10000(10億円。既にゼルギアス専用のリナリアを用い、専用のカスタマイズを施した為)

        ブースター:30000(30億円。大型化したので価格が更に増加)

     霊力蓄積型反応炉:375000(375億円。リナリアの物を改造するのに50億円、同型の物を作成するのに325億円)

※なお一から建造した場合、金貨の枚数は715000枚(715億円)となる。

「機体:35000(35億円)」

「ブースター:30000(30億円)」

「霊力蓄積型反応炉:650000(650億円。実際は一基325億円の二基積み)」


     *


 以上である!

 専用のリナリアの改造額は桁違いだな!

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