(追記1)大炎上タイム

 有原だ。

 以前のエピソードで、「味方か中立的存在」「ネーゼ様」と話したのを覚えているか。


 仮に上記の二項目を事実とした場合、かつ私がアルマ帝国皇帝だった場合、恐らく取るであろう行動が一つだけある。

「皇族の女性一名を嫁がせる」だ。例えば、ネーゼ様。

 つまり私が最も考えたくない仮定である。


 が、先ほどのQ&Aでは、「同等の勢力を誇る国家あるいは連合」に、「味方か中立」の存在は無かった。


 ここまでを踏まえて、言わせてほしい。



「ネーゼ様は(嫁ぐとしたら)どこに嫁ぐんでい!?」



 言った。言ってしまった。

 うん、既に答えは考えついているんだ。

 例えば王国とか、共和国とか、嫁ぐ先はいろいろあるだろう。


 が、正直「小国」に嫁ぐとは思えない。

 敢えて書こう。

 からな。

 そう思いたい。


 ちなみに有原は、政略結婚については「理解」はしている。

 が、「納得」は出来ない。永遠に。

 

 一つ目、終わり。


     *


 二つ目の疑問。

 正直これは永遠の謎だ。これまで抱いてきた、謎だ。


 先にハッキリ書いておくと、「別に解決しなくても運命の改変は可能」なのだ。つまり好き勝手書ける、というものだな。


 しかし、今だに疑念しか抱けない。


---


a.「ネーゼ様は次期皇帝だから、獣人のハーゲンとは結婚出来ない」


 これを前提としよう。

 では、以下の文言を見てほしい。


b.「過去には獣人の皇帝も存在した」


 本題はここからだ。


c.「a,とb.が噛み合っていないようにしか思えないのだが、獣人差別、あるいはハーゲン個人への差別でもしているのだろうか?」


---


 以上、c.のように私は考えた。


 先に補足しておくと、「ハーゲン個人への差別」は故意に書いた過剰表現である。

 アーレン陛下の、ハーゲンに対する寛容な態度(ネーゼ様の懇願があるとはいえ)を見る限り、そこまで極端な差別はしていないのだろう。

 そもそもそれ以前に、もし「ハーゲン個人への差別」がある場合、熱愛が発覚した後で、言葉通り「処刑」されていてもおかしくはないからな。「降格」で済んだのは、ハーゲンの技量(と、恐らくはネーゼ様の懇願)によるものだろう。


 二つ目、終わり。


     *


 三つ目。

 ここでもネーゼ様の婚姻に関する話だ。

 さっさとスキップしよう。


---


「ネーゼ様が結婚する場合、“俺アン”エピローグから何年後の話となるか?」


---


 ネタバレとなるのなら、これについては深掘りしない。


     *


 世の中には理不尽な事が満載だが、正直恋愛や結婚に関する話は、到底納得し難い。

 そして上述の項目でも触れたが、政略結婚については、「理解」はしている。


 何故私が激怒しているか?

 それは以下のセリフに集約される。


---


「“国家”を取るのは皇族の務め。

 されど何故“恋愛”を手放すか。

 皇族といえど、“国家”と“恋愛”は両取り出来るのではあるまいか?」


---


 以上である。

 早く「政略結婚ぶち壊し」のシーンまで持って行きたい。書いてやる(とはいえ、曲がりなりにも“外患誘致に手を染める前に阻止する”という大義名分は立ててあるが)!


追記:私の私見を一つ。

「物語のキャラクターは、作者の人生など知らない!」である。

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