落ち着かない(笑)

思った以上に落ち着かない(笑)

てか楓の部屋にはいったのなんて何年振りだよ。

むしろ入ったことあんのか？

記憶にすらないレベル。

毎日会って話してるのに、2人だけの空間がこんなに緊張するなんて思ってもみなかった(笑)

「翼ごめんね？

彼女さん大丈夫だった？勘違いしてたでしょ？」

あまりにも落ち着かなくてなにも話せなくて、結局先に楓から話しかけてくれた。

「や、勘違いもなにも、もうとっくに別れてたからさ。」

「でも急に連絡くれなくなったって言ってなかった？

翼もまだ好きなのに、最近一緒にいすぎて連絡返す時間も減っちゃったかなって思って。」

「それとこれとは本当に関係ない。

本当に俺的にはもう整理ができてて、前向いてたことだったから。」

「そー、、、なの？」

「でも、さっき元カノが楓につっかかったときも、普通に説明してくれて、、ありがとう。」

「えっ！全然！全然！

大丈夫だよ！喧嘩になっちゃったんじゃないかって心配してたくらいだよ！(笑)」

「楓のおかげで素直に話せたし、

ホントにおわらせてきた。」

「そっか、翼は前向いてたんだね。」

そう言った楓が、どこささみしげに見えた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい