日ハム×ロッテのパ底（当時）に始まりところどころに当時を思わせる表現が散りばめられていて作者さんはこの時代を生きていたんだなと思わされました。当時は西武がめっちゃ強かったですね。

初めまして。

何気に面白い作品です！
ペーソスがあると言うか…　何でしょう、作者様のセンスですね！
迷子の場内放送には、笑いました。

あと、拙作論評『 異世界モノ、ちょっと斬ってみた件について 』に応援頂きまして、ありがとうございます。
まあ、１つの考え方、と理解して頂けると幸いです。

物凄く楽しそうな野球観戦で、これはなんかもう、子供だったら絶対に楽しい感じのやつだなあと思う次第です！！　こういう感覚はもう感じられない気がするので、こうして文章で読むと、そういえばこんな感じの事を感じていたなあと、読み終えてなんとなく昔を振り返ったりしました。

　小4男子、久我少年…。
テレフォンカードにオレンジカードにビックリマンチョコのシール！！

当時のわたしから見たら、小4男子なんて随分オニイサンだったです。
　
　それにしても読んでいる間、ずっと笑み溢れる素敵な短編でした。
チケットを手にしてから、続いていく久我少年、の滲みでる多幸感。
プラスチックに詰められた飲み物の味（←プラスチック風味になるのよね…
　まで感じられる筆力。
少女との出会い、迷子アナウンスのオチ。
そして何と言っても久我少年の魅力！！
完璧！！

久我少年……以前読ませていただいた短編の彼と同一人物でしょうか？
幸運の連続に戸惑う久我少年。
東京ドームに憧れを抱く久我少年が少年の心を失っていなくて素敵ですね。
リュックサックの中身から久我少年の楽しみな気持ちが伝わってきます。
久我少年の失礼な憧れ。久我少年もヒーローになれる時が来ればいな、と。
そんな野球にワクワクの久我少年に訪れた生まれて初めての幸福。
レアシールを手に入れたのですね……めでたい。
大人な気分に浸る久我少年が可愛い。
少女と久我少年の出会い。
ぎこちない久我少年の対応がリアルです。
久我少年が幸せな一日を過ごせたようで何よりです。
こちらまで心が温かくなりました。
素敵な短編に出会わせてくださって本当にありがとうございます！

迷子の女の子を無事にお父さんのもとへ。
自分が迷子扱いされちゃいましたね。
( ´艸｀)ｗｗ

だからロココではなくかぐやなのね、と納得しました。まさしく当時の空気感で感じ入りました。