真相 10
黒サングラスの男は殺人容疑で指名手配されているが見つからない。子供が寝てしまっていて検察からボンの店で飲んでから帰った。でもまだ興奮していて部屋の中でサエの日本酒を珍しく飲む。
どうも検察はNについての仮定を持っているようだ。だが伊藤と黒サングラスの男の行方が大きな壁になっている。私の記憶喪失については疑ってはいないようだ。
急に背中に張り付いてきたものがある。驚いて押さえつけたが、全裸のサエがむしゃらに唇を吸ってくる。カオルより細いが反り立っているサエのものを含む。サエは私のものを同時に含んでいる。10分ほどで互いに持ちこたえられなくなって同時に口に吐き出す。サエのものは凄く濃い。それなのにもうまた反り返っている。私がお尻を向ける。サエが子犬のように何度も何度も突き刺してくる。私の背中に涙が汗のように流れてくる。
「心配だよ」
そう言えはサエはテレビを見て新聞をみてどうなるのだろうと思っているのだ。
「逮捕されることは?」
「ないと思う」
「記憶が戻ったら?」
「戻ろうと戻らないとしても口をつぐんでいかなければならないことは分かっている。それにカオルにサエを手放さないから記憶が戻ってもサエを守ってくれと言っておいた。だが検察も真相に近づいて来ている。後は頭取のツキだろう。サエの息子は困った奴だなあ」
もうまた反り返っている。今度は仰向けにしてサエの中に入って手こきで同時に責める。今は抱き合うことでお互いを確かめるしかない。
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