七罪の魔女~生贄の少女

黒瀬アリス

プロローグ

少女の周りではよく生き物たちが死んでいた


「…なんで…こんな」



動物や虫に限らず人間に至るまですべての生き物が息を引き取った


少女が触れたものは直ぐに骸に変わる


それが運命であるかのように


「…ん…はて…うちもそろそろ出番かの?」


目覚めたその少女には悲劇の記憶があった

「早く会いたいのう…ファゥストよ」

”誰も幸せになんてさせないから”



これはその言葉が呪いになるまでのお話。

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