2018/12/30(日)

故郷の村を出て十年くらい修行してきたようなひと

 昨日は共通の友人もいての忘年会――というか、いつも通りのノリのただの飲み? だった。


 私は思ったことをそのまま口に出してしまうところや、基本的にひととの場で言いたいことしか言わないところや、話題がころころ変わるところがある(脳内がとっちらかってるのは、たぶんカクヨムの日記風エッセイを読んでいただけてるかたには、わかっていただけると思う。そこから整理すればちゃんと小説や命題をもったエッセイにはなるのだけど……)。

 で、まあ多少酒も入ってエンジンもかかりはじめたときでもあった。


 そのとき私が比較的まじめな話題をしゃべっていたんだけど、そのときお刺身盛り合わせの海老を取って食べた。海老の内臓つきだったのでそれまでの話から一気に興味がそっちに移って「うわあ海老の内臓!!!」と叫んでしまった。

 共通の友人、話題めっちゃ変わったなー! との反応。「もともとなつきさんが言いたいことしか言わないひとなのは知ってますけど……」とのこと。


 そこで夫がなにげないふうに言い出したこと。


「なんていうの? 師匠について故郷の村を出て十年して故郷に帰ってきた人、みたいな気持ちになったいま」

「つまり普段私の話のとびとびを聞きすぎて慣れすぎているせいでいまの飛び方程度ではどこがそんなに驚きポイントなのかわからなかったということですね!?」

「そうそう……俺は菜月に慣れすぎてしまった……」



 慣れすぎてしまったのか……じゃあ仕方ないよな……!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る