イセルディア戦記

MANYO

-序-

　──その者は確かに竜の啓示を受けたのである。

　禍つ海の果てより齎された白き使は忽ちに人々を救いへと導き、やがてこの地は"イセルディア"と呼ばれるようになった。

　現より繋がる我々の祖は、等しくその恩恵に与ったことを忘れてはならない──



（古ルシュ奇譚写し書より抜粋）

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る