前のエピソード――魔法・スキル　ねつ造　天使系

スキルや位階魔法を得るためには前提条件が存在する。

例えばモモンガが得意とする市場魔法の場合。

魔力文字と呼ばれる基本的な知識を納める為の知識、

魔力文字理解レベル１～５

さらに外道言語理解レベル１～５

で、ここまでスキルを習得して、死霊術レベル１～５が習得できるようになるというものです。

では例を挙げて詳しく。

魔力文字理解レベル１

外道言語レベル１

これら上記二つのスキルを取得することによって

死霊術レベル１を習得す条件が整います。

そして、死霊術レベル１を習得することによって、第二位階迄の死霊術を憶えることが出来使用できるようになる。というのが、本作での魔法の仕組みです。

また、スキルも同様に前提条件が幾つかありそれを満たすことによって対応するスキルを取得する条件が整うといった形になっています。

また、これら言語系のスキルは異世界転移後に自動翻訳されて、日本語でモモンガさんは認識しています。

さらにモモンガさんの場合ロールプレイの一環で、ユグドラシル時代に神聖言語理解や自然理解などの様々な魔法系の前提条件や、剣や二刀流などのスキルを憶えられるようにしていたり（スキル自体はあまり覚えていない）、それらの前提条件となる肉体への造詣を深めるためのスキルを取得していたり、使った事もない武器種を使用する前提スキルを取得したりもしています。

なので、転移後モモンガさんは知識だけはある程度理解しているが、実際に使ったことが無いという状態になっています。