透明度

愛を説いた歌が嫌いだった。愛なんて自分には程遠いのだと絶望。現実は甘くないと現実逃避したくなる。歌詞が、心の表面を削っていく。

君が好きです。そんな言葉が、あまりにも透明で。透明で、穢れた自分を見透かされてるようで。

痛い。

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