第25話 『496』

 ひと息ついた所で、ボクはリオに向かって言った。


「この『496』は、携帯の番号ではないと思いますよ!!」


「え? どうしてよ!!」

 少しムッとした表情だ。


「それは…、ですねェ……」

 ボクが説明しようとする前に、ジェリーが微笑を浮かべ宣告した。

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