第20話 後書きのようなモノ3
はい、どーも、「ボクと怪異と夏休み」完結でございます。
例によって、後書きの様なモノでございます(*- -)(*_ _)ペコリ
ボク(ミツルくん)が、夏休みの時に体験した不思議体験のお話でした。
小学校の3~4年生の男の子です、夏休みで元気いっぱい。
舞台は、ちょっと田舎のまだ畑や田んぼがある町、でもこの町には怪しいものがありました。
それが『
名前で、「ん? これは?」と思われた方もいるでしょう、けど、アレとは姿が違います。
でも、ピンと来られた方、正解です、『虻干様』の名前の元は、クトゥルフ神話の邪神の一柱『アブホース』からです。
アブホース、
伝説の地ヒューペルボリアのヴーアミタドレス山の地底にある「粘着質の湾」に潜んでいる震えながら絶えず膨張する灰色がかった巨大な塊。
分裂繁殖によって、奇怪な化け物じみた生物を産み出し、自ら生み出したものを喰らいます。
そして、まれに逃れ這い出せたモノたちは、何処ともなくその悪夢の地を離れていきます。
その一匹が『虻干様』と言う設定です、正確には「アブホースの落し子」ですね。
なので、そこまでトンデモな強さではない感じです、むかーしむかし、法力だか神通力だかある人たちが、神様の力も借りて閉じ込め封印しちゃいました。
バカ者どものおかげで外に出たわけですけど、封印されてたせいで、さらに力を削がれ、おまけに食あたりおこしちゃいました(*‘∀‘)
……何か気の毒だな(´・ω・`)
いや、邪悪な存在なのですw 不良学生とかも食っちゃう予定だったんですけど、のびそうなので止めときました。
まぁそんなこんなで、散歩に来たボクたちを見つけちゃったわけです。
爺ちゃんは、ボクを助けようとして跳ね飛ばされ気絶しちゃうし、ボクは爺ちゃんを背負って逃げようとしますが、いかんせん小学生、力が足りない、犬のクロは二人を守ろうとして必死です。
そこに助けに来たのは、昔、爺ちゃんが助けた犬(?)小さな頃のコロちゃんです。
実は狛犬さんなんですけどね、爺ちゃんがボクと同じくらいの年の時、神社の前で死にそうになっていたのを助けたのでした。
成長したコロちゃんは、大型のワンボックスカーくらいの大きさになりました、育ったね。
怪異『虻干様』の前にさっそうと立ちふさがり、迎え撃ちます。
コロちゃん、バインドボイスとか電光石火とか使いますw 十万ボルトとかも使えるかもしれませんw かっこいいぜ。
なにやかんやで、『虻干様』を倒し、爺ちゃんとコロは再開で喜び、一件落着となりました、やったぜ!
もし、爺ちゃんがコロちゃんを助けてなかったら? そりゃ、もうホラー展開まっしぐらですよw 一人ひとり食い散らかされ、友達と逃げ延びたボクだけど、その友達も……、そして、自分以外誰も居なくなった学校の教室の隅でうずくまるボクの元に……、教室の扉が開かれ、そこから金色に輝く目が……。
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