第11話 妊娠初期、なろう小説にハマる

 お久しぶりです。次の話をアップするまでに1ヶ月以上もかかってしまいました。

 読んでくださってる方ありがとうございます! 小説管理メニューがワークスペースに代わり、今日のpv数がわかるようになりましたね。そしたら1ヶ月も更新してないこのエッセイを読んでくださってる方がいることがわかるんです。嬉しいです。

 コメント、ありがとうございます! 何度も読んでます。嬉しいです。返信できなくてすみません。さらにレビュー、ありがとうございます!元気をもらいます。



 新生児の頃はほとんど寝ていた我が子、当たり前のことですが、大きくなるにつれて起きる時間が長くなっていくんですね。カクヨムに費やす時間が取れないここ1ヶ月。そらそうだわ! とセルフ突っ込み。

 最近、全力で絵本を読み聞かせたりしてみてます。桃太郎を全力で読んでます。まだ話の内容がわかる年齢ではありませんが、リアクションをくれるので読みがいがあります。


 先日子の予防接種を受けに行ってきました。

 産まれて数ヶ月で注射こんなに打つんですね……。自分の子供の頃もそうだったんだと思うとびっくりです。

 今回4本打ってもらいました。私の通う病院では親が子を押さえて注射するんです。針が刺さって泣く我が子。2本、3本と泣きが強くなり、しまいには声が枯れました。

 恥ずかしながら、私もらい泣きしそうでした。

 子供が、私を見て必死で泣くんです……。顔を真っ赤しにして。子よすまない。押さえつけてるの私だよ。

 親の私がしっかりしなきゃなんですけどもね。あぁぁぁぁぁ〜子ぉぉぉぉ〜(涙ちょちょぎれ)ってなってまう。涙がこぼれないように我慢したら鼻水出ちゃうし。

 どうなんでしょ、子の注射で泣きそうになるの私だけですか?




 そんなこんなで前回の続きを……。


 悪阻のあった妊娠初期。怠くてやる気がおきなくて、カクヨムも見なくなりました。

 公募に出したいと書いていた小説にも手がつかず、ゴロゴロと横になる日々。気晴らしにと枕元に置いた漫画も雑誌も、ページをめくるのが億劫で結局読まず。家事も適当になり(前からですがさらにやらなくなる)、夫に申し訳ない、とモヤモヤ。

 でも、何もせず目を閉じてじっと寝ていることもできず、ついつい布団の中でスマホをいじる時間が増えていきました。ただ何となくネットを見たりyoutubeを見たり。

 ある日スマホで無料のマンガが読めるサイトを見つけました。少女漫画好きの私はどんなマンガがあるのかな~とサイトを見始め、それからは恋愛カテゴリのマンガの作品一覧をつつーっと眺めつつ、目に留まった作品を片っ端から読んでいました。

 作品の中にはなろう小説のコミカライズもあったんです。乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公がイケメンな貴族や王子様と恋愛するお話や、転生したら聖女になったお話などなど。今まで私はそういったなろう小説を読んだことがなかったんですが、マンガの絵の綺麗さにひかれてちょっと読んでみたんです。





 う~ん。





 なんだかスッキリ。







 悪阻でいつもの調子じゃない体と心のモヤモヤが、なんだか少しスッキリしたのを覚えています。続きが読みたくて原作の小説も読みました。

 なんでこんなにスッキリするんじゃろ? と思い、ゴロゴロしている間自分なりに考えてみました。

 そもそもストーリーがスッキリです。ハッピーエンド。悪役令嬢に転生した主人公は死亡フラグを回避して、各登場人物達から好かれ、そのうちの1人と恋なんかしちゃったりしてみんな仲良く物語が終わる。想いを寄せている王子様に嫌われてると思ってたら実は主人公のことが大好きだった。転生したら聖女の力でめちゃ強い。などなど、とにかく主人公は何かと恵まれている。読んでいて不安にならない。多少ピンチになっても最終的にハッピーになるんだと思うと、そこまで心を乱されない。

 心を乱されない、というところが悪阻の時期の私に合っていんでしょう。心も体も不安定な時だったので、安心や安定を求めていたのかなぁと思います。


 そして、登場人物全員イケメン。漫画では実際に描かれているので勿論カッコいいですよね。小説では、王子様やら辺境伯やら伯爵公爵様がどんなビジュアルかは文章で語られます。それが私の脳内で全員イケメンに変換されます。声も私の脳内で以下略。そして彼らの紳士っぷり。キュンキュンです。


 なろうのサイトでキュンを探して小説を漁りました。乙女ゲームに転生するストーリーが多かったです。

 なぜ? 流行りなのかな? と、最初はそんなに気にしてなかったんですが、だんだんとそんなに多いってことは、乙女ゲーム面白いんじゃない? キュンキュンなんじゃない? と思うようになり、ついにゲームにも手を出すことを決意したのです!


 さぁ、キュンを求めたポンコツ主婦は乙女ゲームにもハマってしまうのか!? 次回お楽しみに!

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