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目次
漂白
哀しさを紛らわす 言葉は要らない
期待した分だけ 足元が怖い
かりそめの笑顔は 擦り切れて千切れた
継ぎ目の分だけ 元に戻せなくなる
それでもいいや、って思い始めた
もう、いっそ この陽だまりに溶けて
二度と目を覚ますことが無いように
とびきりの酷い言葉で この僕のこと
切り裂いて、と願う
穏やかな午後 真っ白なまま佇む
優しさを振りかざす 愛なら要らない
依存した分だけ 傷つくのが怖い
副作用でゆがんだ 僕の中の 心は
痛みの分だけ 幸せを 取りこぼしてく
それでもういいやって 全部嫌になって
もう、きっと 流した涙も全部
二度と頬を濡らすことが無いように
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