第4話 告白は最大の防御

 私は意を決し星子に告白した。

 昼休みの教室で。皆の見ているその前で。


「星子、君のことが好きだ。私たち付き合おうよ」


 クラス中がどよめく。

 そりゃそうだ。

 仲良しだがそっちの気配は全然なかったから。


 星子は右掌を私に向けながらぼそりと呟く。


「貴様の心臓を握り潰してやる」


 その時、教室中が爆笑の渦に包まれた。

 星子ちゃん、返事はyesかnoでお願い。

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