世界観 解説
第2話 世界観(1)
クロエ・ロンゴリア「それじゃあ、やりますか。」
片桐綾香「はい。」
クロエ「そういえば、私が何者かわかる?」
綾香「わかりません。」
クロエ「そうか、そうか、気になるか!」
綾香「はい。(気にはなります。)」
クロエ「ふふっ、私はこうみえてもICPOの刑事なんですよ!」
綾香「ICPO?」
クロエ「そう、国際刑事警察機構!」
綾香「はあ…。」
クロエ「驚いた?」
綾香「…あっ、はい。ところで、ICPOって何をしているんですか?」
クロエ「おっ、興味も持って嬉しいよ!入りたいときは、お姉さんに言ってね。」
綾香「はあ…。」
クロエ「そうだね、ICPOって言ってもいろいろあるからね。何が聞きたいの?」
綾香「はい、そもそもICPOってどんなものなんでしょう?」
クロエ「簡単に言えば、情報共有のための組織だよ。」
綾香「情報共有?」
クロエ「ええ、ようするに国際的な犯罪者の情報を共有する…まあ、そんな感じ。」
綾香「はあ…。」
クロエ「最近は、シルバーバレットの被害者をデータ化して共有しているけどね。」
綾香「そうなんですか。」
クロエ「そうよ。」
綾香「ところで、クロエさんは何をしているんですか?」
クロエ「私は…内緒よ。」
綾香「…何でですか?」
クロエ「えっと…何と言いますか、もともとエジプトの防衛線を守っていたんだけどたまたまリクルートされたのよ。」
綾香「エジプト…って、確か南アフリカからの…!!」
クロエ「今日は、そこまでよ。」
綾香「なっ、何をするんですか!」
クロエ「そこの所もあとで話すから…。今は…ね?」
綾香「…わかりました。(気になる)」
クロエ「結局、ICPOこと、インターポールもシルバーバレットは追えていないのよ。」
綾香「そうなんですか、正体くらいわかりそうなのに…。」
クロエ「そうね…シルバーバレットか。」
綾香「どうしたんですか?」
クロエ「いえ、シルバーバレットについてわかっている情報は少ないのよ。」
綾香「それじゃあ…。」
クロエ「どうなるのやら…。」
綾香「…クロエさん。」
クロエ「何?」
綾香「あなたは、何者なんですか?」
クロエ「ただの外交特権持ちよ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます