138_人の役に立ちたい
僕は人の役に立ちたいと言っている
本当はお金が欲しいのだけれども
本当は贅沢がしたいのだけれども
でも僕には稼ぐ能力がないともう
分かっているから本当に仕方なく
僕は人の役に立ちたいと言っている
心にもない事を言って
心にもない事で最低限の飯を食べて
心にもない事で生きて
だからといって平等にもなりたくない
まだ心の奥底のどこかで
今のままが生きられると
思っているド阿呆なのだ
そんなチンケなプライドを持って
僕は今日も声を大にして言います
僕は人の役に立ちたい
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