第24話銀河司令センター
俺の名前はKail
今Seiaの転生終了のことで
KeiとMiiaと今後のことを話し合っている
ごまかすことはできない
せめてSeiaがmission続行できるように
うまく納得させなければいけない
それから今回のことで
Miiaに責任が及ばないようにすることだ
避けられなければ
俺が責任を負ってもいいと思っている
「どういうことだ
Seiaが転生終了と聞いた」
Kaizaがやってくる
Miia「すみません、すべて私...」
Kail「いえ、すみませんでした」
Kaiza「ことのいきさつは?
どうしてこんなことが起きた
同じ学校に
特別転生者が二人もいるなんてこと
本来あってはならないことだ
調べたが
Reiはもともとは兵庫ではないはずだ
転生先は
京都のはずだ」
Miia「すべて私の責任です
申し訳ありません」
Kail「黙っていた私にも責任があります」
Kaiza「どうしてこんなことが起きたんだ」
Miia「実は転生日当日
Reiが特別missionを辞退したいと
申し出てきまして
少し取り乱していたので
落ち着かせてからと思い
スケジュールを管理している人にお願いして
Reiの転生時間をずらしてもらったんです
ただ、スケジュールの関係で
特別転生枠の12時までの時間帯が
もういっぱいで
普通転生枠の12時からの時間に
無理に入れてもらった時に
たまたま転生先がSeiaと
同じ地域だったことに気がつかず
本来の京都に転生先を変更し忘れたまま
Reiを送り出してしまいました」
Kaiza「転生先は非常に大事だと
いつも言っていたはずだ
場合によっては転生者の計画を
狂わせてしまうこともある」
Miia「申し訳ありません
そこでお願いがあります
今回は私の責任なので
Seiaの転生終了を
取り消していただけないでしょうか」
Kaiza 「事情は分かった
今回の件は我々側にも責任がある
Seiaの転生終了は特別に
取り消すことにする」
Miia Kei「ありがとうございます」
Kaiza「ただし条件がある
Reiは4日後にSeiaに関するすべての記憶を
消すことにする
Seiaは転生終了を取り消す変わりに
言ってしまったことには違いはない
Seiaは記憶を消さずに
すべての記憶がある状態で
新しい転生先に行ってもらう
それでいいか?」
Kei「はい、ありがとうございます」
Kaiza「Miiaは今回の件で
責任をとる必要がある」
Miia「はい」
Kaiza「Reiの担当から外れてもらうこと
それから降格になる
すべてのレベルを500下げる」
Kail「待ってください
500は厳しすぎます
Miiaは日頃から司令センターのために
頑張ってきました
でしたら私から250下げていただいて
Miiaからもということで
連帯責任でお願いします
彼女は私の大切な片割れです」
Miia「降格は分かりました
一つだけお願いがあります
せめてReiの特別missionだけ
最後まで見届けさせてください」
Kaiza「分かった、それは認めよう」
Miia「ありがとうございます」
Kaiza「次からは何かあったら
すぐに報告するように」
Kei「俺、Seiaに報告してくる
Miiaなんというかありがとう」
Miia 「ううん
もとはといえば私のミスだから
Seiaを守れて良かった」
Kail「Miia.....」
Miia 「かばってくれてありがとう
あと少し宜しくね
またいつか司令センターに
戻って来れるように頑張る
といっても私はあなたと違って
優秀じゃないから
すっごく時間かかっちゃうと思う」
「俺ずっと待ってるから
たった一人の片割れだから」
「 ....そうね」
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