日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第2072話 今度はシンデレラ……だと？

　皆さんは海外で児童文学や子供向け作品が魔改造バイオレンス映画やホラー映画になる事例をいくつも目にしているのではないかと思います。近年で言えばプーさんとかハイジとか。海外の人、そう言うの好きですよね。

　と言う訳で、今度はシンデレラがその餌食になっちゃいました。

　２０２４年に『Cinderella’s Curse』のタイトルで公開された本作は、グリム兄弟やシャルル・ペローの『シンデレラ』をベースに、ある出来事をきっかけに冷酷非道な処刑人へと変貌し魔法の力で殺戮の限りを尽くしていくシンデレラを描いた物語。

　魔法使いに「舞踏会で王子様と踊りたい」と願うあたりまでは同じなのですが、王子に暴言と共に顔に唾を吐き捨てられ辱めの限りを尽くされてしまい、殺意の波動に目覚め、王子や継母、義理の姉たちを次々と血祭りにあげていく内容なのだとか。

　そう、シンデレラはバイオレンス改造パターンなのです。映画では、ガラスの靴を武器にシンデレラが暴れまくるそうですよ。ちょっと観てみたいかも。