日刊ネットＤＥ小ネタ（不定期）

第2063話 今、中学生の国語力がヤバい

　皆さんは中学生の頃、好きな教科は何でしたか？　私は国語と社会でした。数学と理科は苦手なマジ文系でございます。で、最近の中学生は国語が苦手なようで――。

　文部科学省が小学６年と中学３年を対象に実施した２０２４年度の全国学力テストの結果を公表しました。中学国語の平均正答率は５８.４％で、前年度の７０.１％から下がっています。記述式での正答率が低く、文科省は『目的に応じた表現力が課題だ』と分析しているのだとか。

　実施されたテストは国語と算数・数学の２教科で、中学国語以外の平均正答率は上昇傾向だったのだそうです。中学国語は現在の出題方式になってから最も低い平均正答率になっており、特に記述式が４６.１％と低かったのだとか。

　この結果について、担当者は「これまでより踏み込んだ出題で、学力が落ちたとは捉えていない。記述するだけから脱却し、自身の文章を客観視する力を育んでいく」とコメントしています。

　国語力の低下は嘆かわしいですね。やはり読書！　読書で言葉を鍛えて欲しいな。