第2047話 でーんでんむーしむしどこ行った?

 梅雨ですね(※執筆時)。梅雨と言えば紫陽花とカタツムリをイメージする人も多いかと思います。ただ、紫陽花はこの時期あちこちで見かけるのですが、カタツムリを見なくなりました。これって地元だけの現象かなと思っていたのですが――。


 全国的にカタツムリは減っているのだそうです。識者は市街地化の進展や乾燥化が原因と指摘。近畿地方では半数の種が絶滅の危機に直面しており、移動能力に乏しいため、新たに緑地を設けても移るのが困難だと分析しているのだとか。

 日本には『セトウチマイマイ』や『イズモマイマイ』など、各地に固有の種がいます。減少を防ぐには、まずは『ご当地カタツムリ』から親しみを持ってもらい、現状を多くの人に知ってもらう。そうやって、今存在するカタツムリの生息場所を守り続ける機運を高めていく事が重要なのだそうです。


 殻のないナメクジは今でもあちこちで目にするのですけどね。守りを捨てて身軽になった方が生き延びやすいのですな。これもまた生存戦略ですな。

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